商品部ブログ

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「界面活性剤」ってなんだろう?

2013年09月19日木曜日
投稿者:横田

みなさま、こんにちは!商品部の横田英俊です。

ずいぶん久しぶりの記事になってしまいました。

楽しみにして下さっているみなさま、申し訳ありませんwobbly



さて、今日はお電話でもよくお問い合わせを頂く「界面活性剤」についてご紹介いたします。



この「界面活性剤」という仰々しいネーミングがいけないのか、

「怖い」「肌に悪い」等々...一部ネガティブイメージで認識されてしまっているようです...。



ですが!

お化粧品だけでなく食品、掃除用品など色々な場面でお世話になっている彼らは、

決して「怖い存在」ではありませんcatface

まずは「よく分からなくて不安...。」というお声に応えるべく、

身近にあるものたちで「界面活性剤」をイメージしやすい存在にしてみようと思います!

稚拙な内容もあるかもしれませんが、笑って最後までお付き合い頂けますと幸いですconfident



「界面活性剤」ってどういうものなんでしょうか?

一般的な定義を引用してみます。

分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称。(中略)極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。
「界面活性剤」:フリー百科事典 ウィキペディア日本語版:2013年9月7日 (土) 10:29 UTC版)

親水基?極性物質?うーん、ちょっと耳慣れない言葉も出てきますね。


そこで、この記事ではちょっと大胆に「界面活性剤」をこんな風に考えてみました。


界面活性剤=『水』と『油』が混ざるように間をつなぐもの


少しイメージしやすくなりましたでしょうか。

足りない部分もありますが、大枠で的外れな定義ではないかなと思います。



ご存じのように「水」と「油」はそのままでは混ざりませんよね。

「ごま油」を使って混ぜようとしても...この通りdespair

70℃くらいまで加温してからかき混ぜても混ざりません。

レシチンの力 (4).JPG

ここで登場するのが「界面活性剤」である「レシチン」です。

あきゅらいずの美養品では「秀くりーむ」に「水添レシチン」として入っています。

かなり粒子の細かい粉でちょっと黄色い「片栗粉」のような質感。

レシチンの力 (2).JPG

あきゅらいずで使っているのはダイズから抽出・精製したものですが、

有名なのは卵に入っている「レシチン」。

マヨネーズは卵の中の「レシチン」を利用して「水(お酢)」と「油」を混ぜているのです。



話がそれてしまいました...。


さて、まずは先ほどと同じ「ごま油」にこの「レシチン」を混ぜ合わせます。

ちょっと温度をあげないと混ざりにくいので、ここでも湯せんで70℃くらいに。

レシチン (22).JPG

そして「水」を入れて混ぜます!ミキサーが一生懸命混ぜてくれます。

レシチン (13).JPG

すると...

白く濁って「水」と「油」の層がなくなりました!!(ちょっと気泡は浮かんでいますが)

レシチンの力 (17).JPG

これが「界面活性剤」の役割の一つ「乳化」です。

この目的で配合される「界面活性剤」のことを「乳化剤」なんて言い方もしますね。



「水」「ごま油」「レシチン」という本当にシンプルなレシピですが、いわゆる「乳液」の完成です!

さっそく自分で使ってみましたが...

the べたつくテクスチャー...そしてとっても美味しそうな香りが...()

「ごま油」を入れすぎたみたいです。



実験が終わったらお片づけ...ということで、

二つのビーカーを水ですすいだら...こんな様子。

レシチンの力 (20).JPG

食器に油がついちゃって、洗うのが大変!なんてことはありませんか?

左のビーカーがその状態。

「レシチンなし」の方は「ごま油」がビーカーに残ってしまって、

水ですすぐだけではなかなかキレイにできません。

右はというと...油残りもなくすすぎだけでかなりキレイになります。

これも「界面活性剤」の役割の一つ「洗浄」です。

せっけんやシャンプー、洗剤などの「洗浄剤」は、皮脂などの「油」を「水」に混ざりやすくすることで、すすいだときに一緒に流れやすくなるように働いています。

 

 

さて、今回は「界面活性剤」ってなんだろう??というご紹介をさせて頂きました。

「界面活性剤」のこと、少しは親しみやすくなりましたでしょうか。

「なんだ!いいとこあるじゃん!!」と思って頂ければ幸いです^^

 

色々な種類の「界面活性剤」のこと、じゃああきゅらいずはどんな「界面活性剤」を選んでいるの?ということを次の機会にお話しできれば、と考えております。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます^^



商品部 横田英俊