森の食堂

森の食堂の誕生

ーー「森の食堂」を作ったきっかけを教えてください。

南沢(以下、南): 顔色が悪かったスタッフに話を聞いてみたら、朝ご飯を抜いているとか、近所のスーパーで買ったお惣菜をお昼ご飯にしていたんです。

南沢: 週1回「美養膳の日」と称して、スタッフの有志で手作り料理を出してはいたんですが、設備に限界があったんですよね。だから社屋を引っ越したらぜひ社員食堂を作ろうと。「美を養おう」と言ってるスタッフが食事を大切にしていないのが嫌だったんです。

大久保(以下、大): 私は当時、あきゅらいずの物流会社(テトテト)にいたんですが、「美養膳の日」を真似して、テトテトでもお昼ご飯を作り始めたんです。それがエスカレートしていって、気づいたら大きな鍋がゴロゴロと...本職はなんなのかというくらいまで(笑)。

南: 顔色悪い人に「これ食べなさい!」とか、ついおせっかいやきたくなっちゃうんですよね。私の夢は食堂のおばちゃんになること(笑)。それで大久保さんと森の食堂を作ったんです。

大: まず学校の給食センターを見学しましたね。

--それはまた大きくでましたね(笑)。

森の食堂のこだわり

大: 私はね、たねつち農園に農作業をしに行った時に、ガツンとやられたんです。自分で野菜を収穫して、その場で調理して食べる。単純なことですが凄い贅沢ですよね。旬のものを安く食べられて、なにしろおいしい。これが「森の食堂」の原点にあると思います。

南: 「ハハメシ」と言い出したのも大久保さんですね。

大: 今日はごちそうね、って、孫たちをレストランに連れて行く娘を見て、なんか違うなって。昔は今ある素材で、お母さんが子ども達にごちそうを作ってくれましたよね。レストランに行けば、どんな季節のものでも食べられるけど、食べる人を思いやって作る「ハハメシ」には絶対かなわない!

--「森の食堂」は1日1メニューですが、不思議とみんな好き嫌いなく食べてしまうんですよね。

南: すぐ側で母(森の食堂のシェフ)たちが作ってるって思ったら残せないでしょ(笑)。

大: それも絶対ありますね(笑)。あとみんなで食べることも大事。でもそうやって好き嫌いがなくなっていったらいいなって。あとレシピは素朴ですが、素材には滅茶苦茶こだわってます。

大: ご近所の農園や市場に足を運んだり、日本中を飛び回って本当にいいものを探し歩きました。

--社員食堂をご近所の方にも開放した理由は?

南: スタッフの肌つやが良くなっていくのを見て、独り占めしたくなかったんです。是非みなさんにもおすそわけできたらと願っています。

ーー元気な肌を作るのは食だと信じて森の食堂を考えた。
食べる人を思いやる「ハハメシ」にこだわって森の食堂を作り上げた。--

そんな2人の二人三脚で「森の食堂」はできました。

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